ゴミが楽器に、子どもが演奏者に ―海と音楽でつなぐ未来-
そして9月、舞台は鳥羽水族館の大水槽前。水族館職員による学習会でプラゴミ問題を学んだ後、子どもたちは日本センチュリー交響楽団の演奏家と共に手作り楽器を奏でました。ある児童は「きれいな音が聞こえた。海のことをもっと知り、ゴミを減らしたい」とコメントして、コンサートは未来への希望のハーモニーとなりました。この事業はロータリーの青少年奉仕の理念、学校関係者の理解と協力、海上保安部の環境保全への強い意識、坂手島の島民の温かい支援、鳥羽水族館の教育的使命、そしてプロ音楽家の情熱。それぞれの力が重なり合い地域の多くの人が、よいことのために手をとりあったからこそ実現できました。



